ハイドンのセレナーデ

『弦楽四重奏曲第17番 へ長調』(Op.3-5)は、ハイドン作曲とされた弦楽四重奏曲です。

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またかとお思いですか。その通りです。

第2楽章「アンダンテ・カンタービレ Andante cantabile」は、「ハイドンのセレナーデ Serenade」として長年親しまれてきました。後の研究の結果、実際の作曲者は、オーストリアの修道士ローマン・ホフシュテッター(ホーフシュテッター)であることが明らかとなっています。

ロマン・ホフシュテッターとは?

ロマン・ホフシュテッター(Roman Hofstetter/1742-1815)は、オーストリアの修道士、アマチュア作曲家。ハイドンの信奉者であり、ハイドンの音楽様式に倣って自らも作曲を行なっています。

『6つの弦楽四重奏曲』(作品3)は、長らくハイドンの作品と見なされていましたが、第13番から第18番まですべてホフシュテッター作曲と判明しています。

ケンタウロスの音楽畑

フルート演奏をしています。ピアノを弾いたり、たまに歌も歌うかもしれません。演奏している曲の解説とかほぼ私感ですけどやって行きたいと思います(^^;;

1コメント

  • 1000 / 1000

  • Eiji

    2018.10.16 12:39

    無名の修道士が後世に残る名曲を生んでいるのですね。