夕焼け小焼け

美しいけれどもちょっぴり寂しい、田舎の夕暮れを歌った叙情的な歌詞と、ゆったりとして歌いやすいヨナ抜き音階の曲がよくマッチした、日本の代表的な抒情歌である。関東大震災によってこの作品に関連するものはほぼ焼失してしまったが、残った13部の楽譜がもとで世間に広まった。

作詞者の中村雨紅が残した数多くの作品の中で、最も広く知られているのがこの作品である。作曲者の草川信は童謡運動の旗手として活躍した人物で、後に音羽ゆりかご会を創設し、川田正子・孝子姉妹を育てた「最後の童謡作曲家」海沼實の師匠に当たる。著名な作品には、「揺籃のうた」「汽車ポッポ」「どこかで春が」「緑のそよ風」などがある。

2007年(平成19年)に日本の歌百選に選出されている。

ケンタウロスの音楽畑

フルート演奏をしています。ピアノを弾いたり、たまに歌も歌うかもしれません。演奏している曲の解説とかほぼ私感ですけどやって行きたいと思います(^^;;

1コメント

  • 1000 / 1000

  • Eiji

    2018.11.13 13:34

    夕焼け小焼け 田園風景が広がって真っ赤に染まった空が目に浮かび上がって来ます🎵🙆